薄毛に悩む女性は以前より増えてきており、
治療できるということも一般に知られるようになりました。
一方で、薄毛治療を始めてみようとした時に
「薄毛治療を受けたいけれど、毎月いくらかかるの?」
「効果が出なかった時に返金してもらえるの?」
と気になる女性は少なくないと思います。
結論からお伝えすると、女性の薄毛治療にかかる費用は、治療法によって異なります。
内服薬や外用薬で治療を行った場合は、月額5,000〜20,000円が一つの目安です。
それよりも効果を得たい場合には、頭皮注射や自毛植毛も選ぶことができますが、
投薬治療とは別に施術費用がかかります。
また、治療を始めるときは、薬代の他にも診察料や血液検査料、
送料なども含めて考える必要があります。
初月の料金が安くても、2か月目から金額が上がるプランもあるため、
治療を継続した場合の総額を見ることが大切です。
この記事では、薄毛治療を検討している女性に向けて、以下の内容をわかりやすく解説します。
- 女性の薄毛治療にかかる月額・年間費用の目安
- 薬代以外にかかる費用
- 毎月の費用を抑えるポイント
毎月の費用をできるだけ抑えたい人はぜひ参考にしてください。
※掲載している金額は、2026年7月時点において各クリニックで案内されている料金を参考にした目安です。
実際の料金は、薬の種類や処方量、契約期間、治療を受ける医療機関によって異なります。
女性の薄毛治療にかかる費用
女性の薄毛治療には、大きくわけて4つの方法があります。
- 内服薬
- 外用薬
- 頭皮注入
- 自毛植毛
治療方法ごとの費用の目安を見ていきましょう。
| 治療方法 | 1回の費用 | 6か月の費用 | 1年間の費用 |
|---|---|---|---|
| 内服薬のみ | 5,000〜25,000円 | 3万〜15万円 | 6万〜30万円 |
| 外用薬のみ | 8,000〜17,000円 | 5万〜10万円 | 10万〜20万円 |
| 内服薬と外用薬 | 15,000〜4万円 | 10万〜25万円 | 20万〜50万円 |
| 頭皮注射 | 15,000〜10万円 | 7万〜60万円 | 10万〜90万円 |
| 自毛植毛 | 30万〜100万円 | ― | ― |
内服薬・外用薬の6か月・1年間の金額は、月額料金を継続して支払った場合の単純計算です。
複数月契約による割引が適用される場合や、途中で薬の種類や量が変わる場合もあります。
一方で、頭皮注射は施術のペースを徐々に落としていくことができるため、
最初は費用が大きく感じられますが、1年間で考えると内服薬や外用薬と大きく変わりません。
自毛植毛は1回の費用が大きいものの、施術後はほとんど費用がかかりません。
そのため、最初に費用をかけられる人なら選択肢になります。
内服薬・外用薬の費用
- 内服薬
1回:5,000〜25,000円
半年:3万〜15万円
1年:6万〜30万円 - 外用薬
1回:8,000〜17,000円
半年:5万〜10万円
1年:10万〜20万円
薄毛の治療法で一番一般的なのは、薬を飲む内服薬と、頭皮へ塗る外用薬です。
クリニックによっては、内服薬のみ、外用薬のみ、両方を併用するプランが用意されています。
薬の種類や数が増えるほど、月々の支払額も高くなります。
頭皮注射や自毛植毛と比べると、1回ごとの施術費用はかからず、毎月薬代を支払いながら治療を続けます。
使用する薬は内服薬のみ、外用薬のみ、両方を組み合わせる場合があり、治療内容によって毎月の費用が異なります。
頭皮注射の費用
- 費用
1回:15,000〜10万円
半年:7万〜60万円
1年:10万〜90万円 - 施術ペース
1〜6ヶ月目:2〜4週間に1度
6〜10ヶ月目:2〜3ヶ月に1度
10ヶ月目以降:半年〜1年に1度
頭皮注射は、薬剤などを頭皮へ届ける施術です。
投薬治療とは別のプランとして提供されており、
1回ごと、または複数回のコースで料金が設定されています。
1回あたりの費用は5万〜10万円程度が目安で、
使用する薬剤や注入量、施術方法によって金額に大きな差があります。
頭皮注射を始めて2〜6ヶ月の間は2〜4週間に1度のペースで施術が必要ですが、
効果が出てくると施術のペースを落とすことができ、
最終的に半年から1年に1回の施術で効果が維持されるようになります。
そのため、頭皮注射を複数回受ける場合は、1回分の料金だけでは総額を判断できません。
ご自身の薄毛の進行度や体質に合わせて、医師と相談した上で治療を始めましょう。
自毛植毛の費用
- 費用
1回:30万〜100万円
自毛植毛は、自分の後頭部などから採取した毛髪を、
薄毛が気になる部分へ移植する治療で、
施術費用は移植する範囲や株数、施術方法によって変わります。
自毛植毛では、大きく分けて2つの方法が取られています。
- 髪を刈り上げる施術
- 髪を刈り上げない施術
髪を刈り上げない施術は、刈り上げる施術よりも複雑な技術が必要です。
そのため、髪を刈り上げない施術費用が高くなります。
また、基本料金や麻酔代、施術後の薬代も別途かかるため、
施術を検討する際にクリニックで見積書をもらうようにしましょう。
クリニックによって料金に差がある理由
薄毛治療は自由診療のため、同じ内服薬・外用薬という治療法でも、
クリニックごとに料金が異なります。
また、クリニックによってはオリジナルの治療薬や、
サプリメントが含まれているプランも用意されています。
さらに、診察料や血液検査料を薬代に含めるクリニックと、含めないクリニックがあるため、
毎月の費用だけでは総額を見積もることができません。
料金を比べるときは、月額だけでなく、含まれている検査やサポートまで読むことが重要です。
薬代以外にかかる費用
薄毛治療では、薬代以外に初診料や血液検査料、送料などがかかる場合があります。
月々の薬代が安く見えても、毎回別の費用がかかると年間の支払額は増えてしまいます。
治療を始める前に、次の費用も計算に入れておきましょう。
初診料・再診料
クリニックによっては初診料、再診料が必要なクリニックがあります。
診察料が無料と書かれている場合は、カウンセリングのみでも無料なのか、
薬を購入した場合だけ無料になるのかを事前に確認しましょう。
なお、薄毛治療を行っている以下のクリニック4社では、
初診料とカウンセリング料はどちらも無料です。
血液検査料
治療前や治療中に血液検査を行う場合があります。
血液検査料が無料でない場合は、1回につき3,000円程度かかるのが一般的です。
ただし、直近に受けた健康診断や血液検査の結果を持参すると、
血液検査が不要になる場合もあります。
血液検査の結果を持参したい場合は、受診するクリニック事前に問い合わせましょう。
薬の送料・通院時の交通費
オンライン診療では、処方された薬を届けてもらうための送料がかかる場合があります。
定期配送を申し込む場合は、1回あたりの送料と年間の配送回数を見ておきましょう。
対面診療では送料がかからない代わりに、
電車代やバス代、駐車料金などの交通費が必要です。
通院頻度が高い場合は、交通費も含めて年間の負担を考えましょう。
女性の薄毛治療は保険適用される?
女性型脱毛症の治療は、原則として健康保険が適用されない自由診療です。
そのため、診察料や薬代、施術費用は全額自己負担になります。
ただし、抜け毛の原因となっている病気や頭皮の症状を治療する場合は、
保険診療になる場合があります。
保険が適用される可能性のある症状や受診先については、
以下の記事をチェックしてみてください。
女性の薄毛治療の費用を抑える方法
ここまで治療にどんな費用がかかるのかを解説してきました。
しかし、プラン表で一番安いからという理由で選んでしまうと、
思わぬ落とし穴にハマってしまい、後悔することになりかねません。
無駄にお金がかかってしまうことがないように、
毎月の費用を抑える方法を押さえておきましょう。
治療費を抑える方法① 継続した場合の料金を調べる
薄毛治療の料金には、「初月980円」「初回限定価格」などの割引が設けられている場合があります。
初月の料金が安くても、2か月目から通常料金へ変われば、
半年・1年間の支払額は大きくなります。
初回料金だけを見て契約せず、以下の点を調べておきましょう。
- 2か月目以降の月額
- 6か月間に支払う総額
- 1年間に支払う総額
- 契約期間中に薬の料金が変わる可能性
治療費を抑える方法② 診察料や送料を含めて比較する
クリニックごとの治療費を比べるときは、薬代だけではなく、
治療を続けるために必要な費用を合計します。
| チェックする費用 | 主な内容 |
|---|---|
| 薬代 | 内服薬・外用薬・サプリメントなど |
| 診察料 | 初診料・再診料・カウンセリング料 |
| 検査料 | 治療前や治療中に行う血液検査 |
| 配送費用 | 薬を郵送してもらう際の送料 |
| 通院費用 | 電車代・バス代・駐車料金など |
たとえば、薬代が月1,000円安くても、毎月の診察料や送料を加えると、
別のクリニックより年間総額が高くなる場合があります。
薄毛治療は継続する必要があるため、長期間治療を受けた場合の費用を
クリニックごとに計算しておくと安心です。
治療費を抑える方法③ オンライン診療専門のクリニックを利用する
オンライン診療専門のクリニックは、店舗運営費を抑えることができ、
低価格のプランを用意しているところがあります。
さらに、自宅で診察を受けられるため、通院時の交通費もかかりません。
仕事や家事で通院時間を確保しにくい女性にも利用しやすい方法です。
ただし、オンライン診療では頭皮を直接見てもらえず、
別の医療機関での血液検査が必要になることがあります。
また、以下のような症状がある場合は、オンラインクリニックではなく、
最寄りの医療機関を受診してください。
- 抜け毛が急に増えた→皮膚科
- 頭皮に赤みや強いかゆみがある→皮膚科
- 体調不良を伴っている→内科
- 出産後に抜け毛が一気に増えた→婦人科
治療費を抑える方法④ 定期契約を利用する
定期契約や複数月のコースを利用した方が、
1か月あたりの費用を抑えられるケースは多いです。
一方で、定期契約には最低契約期間や解約期限が設けられていることがあります。
定期契約を申し込む前に、次の項目に目を通しておきましょう。
- 2回目以降の料金
- 最低契約期間
- 次回配送を停止できる期限
- 解約の連絡方法
- 途中で治療内容を変更できるか
- 解約した場合の返金条件
- 未発送分の薬代が請求されるか
まとめ
女性の薄毛治療にかかる費用は、
内服薬や外用薬で月額5,000〜20,000円が一つの目安です。
治療費を比べるときは、薬代だけでなく、
初診料・再診料・血液検査料・送料・交通費も含めて計算しましょう。
また、初月の安さだけで選ばず、6か月・1年間続けた場合の総額を計算して、
長い目で見たときの料金で比べると後悔することを避けられます。
オンライン診療や定期契約を利用すると費用を抑えられる場合がありますが、
解約方法や返金条件まで読んでから申し込みましょう。






